弘前駅は、青森県三大都市*1の一角である弘前市の代表駅で、JRと弘南鉄道弘南線の駅です。JRは駅降車人員は4,500人ほどで、青森県下2番目の利用者数を誇ります。
JR弘前駅は奥羽本線と、五能線が乗り入れます。五能線は2つ青森方の川部駅から線路が分かれ、五所川原を経由し、鰺ヶ沢から海岸線沿いに東能代へと至る路線です。
駅構造は橋上駅で、駅ビル「アプリーズ」が中央口(弘前城側)に併設されています。駅舎は2004年に改築された、比較的新しいものとなっています。
駅は弘前市街の東の端にあり、中心市街である土手町へは約1.5kmほど、観光地である弘前城へは約3kmほど離れています。駅と土手町・弘前城とは、弘南バスが運営する「100円バス」が、日中約10分間隔で運行されています。
利用できる路線
中央口
▲弘前駅中央口遠景。
▲弘前駅は2004年に改築された4代目駅舎。駅舎は橋上駅で、線路を跨ぐ自由通路が設けられています。一方、駅ビル・アプリーズは、1982年開業以来の建物となっています。
▲弘前駅中央口駅前のバス停。こことは別に、弘南バスのバスターミナルがイトーヨーカドー弘前店に併設される形で設けられています。
▲駅前広場。「りんごの風」なる銅像が設置されています。そう、ここはリンゴの名産地。
▲駅ロータリー北側にはタクシー乗り場。
▲中央口1F部分には弘前市の観光案内所があります。レンタサイクルのサービスがあります。
▲南側にはアートホテル 弘前シティが立地。
▲中央口2F部分から中央口駅前を展望。三方をホテルが囲んでいます。
コンコース
▲弘前駅中央口から入ったところ。吹き抜けの空間となっています。
▲橋上コンコース。どことなく秋田駅に雰囲気が似ています。
▲改札前では巨大なリンゴがお出迎え。
▲中央口2階部分には ねぶた も鎮座していました。弘前のねぷた祭も有名ですね。
城東口・弘南弘前駅
▲駅城東口側。弘南鉄道の弘前駅は城東口側に駅を有しています。
▲城東口駅前。駅周辺は住宅が多く建ち並んでいます。
▲弘南鉄道の駅コンコース。待合所が2箇所設けられています。券売機はラーメン屋と同じようなタイプの券売機ですね。
▲改札は発車時刻が近づくと行われるようです。発車標は、使われていないようですね。
▲列車時刻表と運賃標。「田んぼアート」駅なるものもあるんですね。
▲駅名標はJRっぽいものが使われていますね笑 甲府駅の身延線ホームに置かれてる駅名標そっくりです。
▲7000系は東急より譲り受けた車両。
改札周辺・JR改札内
▲JRの改札、自動化されています。Suicaは使えません。改札上には大型のLCD案内板が設置されています。
▲近距離券売機3台、指定席券売機が1台設置されています。新青森駅まで590円、青森駅まで680円です。
▲改札近くで ねぶた が出迎えています。
▲改札内コンコース。
▲待合所の前には、りんごジュース専用の自販機がありました。主力の「ふじ」をはじめとする、7種類のりんごジュースを販売していました。飲み比べてみましょう!
▲1番線は主に奥羽線の青森方面が発着します。ホームの秋田方に空調付きの待合所が設けられています。
▲特急つがる号がやってきました。つがる号は青森と秋田とを結ぶ特急列車で、弘前にやってくる唯一の特急列車です。
▲2/3番線ホーム。長いホーム長です。
▲青森地区の主力、701系電車。
▲駅名標と観光案内。青森方の隣駅は撫牛子(ないじょうし)駅。難読です。
発車メロディ
掲載は3番線の発車メロディ「津軽じょんがら節」、他の番線も共通です。2004年に駅舎が改築された際に導入されました。津軽三味線の生演奏が音源として使われおり、強烈に弘前を感じる音風景となっています。 発車メロディ用に30秒にアレンジしたバージョンとなっており、メロディは必ずフルコーラスが流れます。