高萩市西部の山あいから、人家のない林の中をひたすら抜け、常陸太田市北部の小妻町字行石へと至る一般県道です。
約11.5kmの全線にわたってほぼ離合が不可能な狭隘路であり、茨城県道の中でもトップクラスの険道と言えるでしょう。四輪車での通行はおすすめできません。
データ
総延長:11.424km*1
起点:高萩市上君田(県道227号交点)map
終点:常陸太田市小妻町(国道349号交点)map
路線認定: 1982年9月2日*2
走行レポート
▲起点の県道227号との交差点。青看には「常陸太田」と書かれていますが、合併前は里美と書かれていたのでしょう。「鯨が丘」がある常陸太田市街は、この道ではなく国道461号経由のほうが断然良いでしょう。
▲入ってすぐ、このような1車線の細い道になります。これが10km永遠続きます。
▲根岸川沿いの細い杉林の道をどんどん登っていきます。
▲路面は綺麗です。拡げるつもりは、無いようです。起点から3.5kmまで連続雨量200mmで通行止めとなります。
▲起点から10分足らずで常陸太田市との境目にたどり着きます。ここから8.1kmは連続雨量200mmで通行止めになります。
▲常陸太田市側に入ると路面が少し荒れてきました。
▲崖崩れが起きたようです。
▲勾配やカーブは常陸太田市側の方がきつめです。
▲右折すると里美牧場・プラトーさとみに至ります。その先には県道22号が通っています。
▲先ほどの交差点から幅員が少しだけ広くなります。
▲鬱蒼とした森を抜けると行石(なめし)の集落にたどり着きます。
▲行石橋を渡ると国道349号と交差し、県道の終点を迎えます。
▲国道側の青看。県道方面の行き先は設置当初から空白のようです。県道があるということだけを示してくれています。
取材時期:2020年5月
*1:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E9%81%93245%E5%8F%B7%E4%B8%8A%E5%90%9B%E7%94%B0%E5%B0%8F%E5%A6%BB%E7%B7%9A、Wikipedia 「茨城県道245号上君田小妻線」、2020年5月8日閲覧
*2:http://soumu.pref.ibaraki.jp/file/PDF/1982/198209/n7071.pdf、「茨城県報 第7071号」、2020年5月8日閲覧