
長野駅は、長野県の県庁所在地である長野市の代表駅です。新幹線「あさま」号は当駅が終点の系統で、また「はくたか」「かがやき」のすべての列車が当駅に停車します。
長野駅はJRのほか、新幹線並行在来線である しなの鉄道線、長野駅前から市街地を抜けて湯田中温泉とを結ぶ長野電鉄線が乗り入れます。
乗降客数は県内でもっとも多く、JR・しなの鉄道が約4.6万人、長電が約1万人を数えます(平成30年実績*1)。
現在の橋上駅舎は、1997年の新幹線開業に合わせ、1996年に供用が開始されました。そして2015年の新幹線延伸に合わせて、2014年に駅舎の部分的なリニューアルが施されて、こんにちの姿になっています。
取材時は2012年がメインで、リニューアル直前期になります。
利用できる路線
■北陸新幹線
■信越本線 ■篠ノ井線(信越本線経由) ■飯山線 (北しなの線経由)
●しなの鉄道(北しなの線・しなの鉄道線)●長野電鉄
善光寺口駅前
▲善光寺口駅前。駅前には広場が設けられています。
▲善光寺口駅前西側にはティリアと呼ばれる飲食店街がありました。新駅ビル建設に伴って解体されました。
▲善光寺口駅前を俯瞰。駅前から山へと向かっていく通りが善光寺の門前通り。善光寺までは約2kmほどの距離です。
▲駅ビルMIDORI。1985年に開業しました。
▲長野駅前交差点。
善光寺口駅前(2015年ころ)
▲北陸新幹線開業に合わせ、2014年に善光寺口駅舎がリニューアルしました。大庇、それを支える巨大な柱、柱に取り付けられた提灯、が特徴的です。
▲東西通路の善光寺口側出口。広く明るい空間が広がっています。
▲改札口前の広場にアーチ型のガラス屋根が設置されているため、明るいのですね。
長野電鉄長野駅
▲ながの東急百貨店は長野電鉄の駅の上に立地。長野電鉄自体は東急グループではありませんが、東急の払い下げ車両が走っていたりします。
▲長野駅前にある長電の入口。実は地下駅なのです。
▲長野電鉄長野駅の地下広場。駅ビルMIDORIにも繋がっています。
▲昔懐かしの雰囲気が漂う改札です。
▲改札に入ると更に階段を降りていきます。
▲長野駅は起点なので櫛形ホーム。
▲長野電鉄1000系電車。小田急ロマンスカーだった車両です。長野電鉄には特急の種別があり、この電車は特急として運用されています。
コンコース
▲中央改札口前。
▲在来線券売機。しなの鉄道優先の券売機もありますね。
▲中央改札口。こちらは在来線の改札口です。
▲東側に新幹線改札口があります。東京までは自由席で7,460円(当時)。
▲東口側。
東口
▲長野駅東口は新幹線開業時の1997年に全面供用開始しました。東口にはJR東日本長野支社の建物が併設されています。
▲東口は新幹線開業とともに開設されました、比較的新しい街並みです。広々としています。
在来線改札内
▲中央改札付近の風景。
▲在来線跨線橋の連絡通路。
▲在来線跨線橋の端には駅ビルMIDORIに抜けられる「ミドリ口」改札があります。
▲在来線跨線橋。
▲6・7番線。立ち食いそばやコンビニがあります。
▲構内に車止めがあり、3・4番線が分断されています。3番線には飯山線方面に直通する列車が発着します。
▲3・4・5番線の風景。
▲在来線駅名標。
▲新幹線乗り換え改札への通路。在来線改札部分は中2階であり、新幹線改札が2階となっています。
新幹線改札内
▲新幹線乗り換え改札。
▲新幹線コンコース。土産物店がコンコース中央に配置されています。
▲待合室にコンビニが設置されています。
▲新幹線ホーム。駅弁店・立ち食いそばがあります。さすが、信州はそば処。
旧発車メロディ
北陸新幹線金沢延伸前の新幹線の発車メロディは、JR-SH1-1でした。
取材時期:2012年10月
*1:「8.運輸・通信」-長野市ホームページhttps://www.city.nagano.nagano.jp/site/kikaku-toukei/22707.html