
東北・秋田新幹線はすべての列車が停車し、秋田新幹線が当駅で分岐します。在来線は、県内を縦貫する東北本線とIGR線、県北西部の山間部を走る花輪線、秋田新幹線の並行在来線である田沢湖線、三陸方面へと至る山田線と、県内方々へと至る各路線が交わり、一大ターミナル駅となっています。
JRの利用者数は県内で最も多い約3.4万人*1、IGRは約1.1万人*2を数えます。
駅舎は東口側に、新幹線高架と一体になって存在します。西口とは、駅舎2Fから「さんさこみち」と呼ばれる東西自由通路にて結ばれています。また、駅ビルフェザンが、駅舎1Fと、駅舎北側に位置しています。
利用できる路線
■東北新幹線 ■秋田新幹線
■東北本線 ■田沢湖線 ■山田線 ■花輪線(IGR線経由)
●いわて銀河鉄道線
東口
▲東口のバスターミナル。市内方々へ至るバスが出発します。
▲バス乗り場の案内。
▲「でんでんむし」号は、盛岡市中心部を循環して走るバスです。右回りは15番のりば、左回りは16番のりばから発着します。
▲バスターミナルには有人のバス案内所が設けられています。
▲タクシープールは東口南側に設けられています。さすが県都の玄関口、大量のタクシーが駐機しています。
▲駅ビルフェザンが東口側に入居しています。駅の1F部と、駅北側に独立した建物が立地しています。
▲駅前通り。この通りが開運橋へと至り、大通・菜園の繁華街へと至ります。
西口
▲西口駅前バスターミナル。主に高速バスが発着します。
▲さんさこみち(盛岡駅の東西通路)を抜けたところの風景。マリオスの入口、奥には岩手朝日テレビの社屋が見えます。
▲西口正面の高い建物がマリオス。ビル棟とホール棟に分かれています。ビル側はオフィス・レストラン・会議室が入居しています。
▲いわて県民情報交流センター・アイーナ。県立図書館をはじめとした公共施設が入居しています。
▲さんさこみちの入口。
▲さんさこみち。盛岡駅の東西通路。2009年に拡幅が完了して現在のような形になりました。
JR駅2F改札外
▲北側コンコース。コンコースの両脇には店舗が建ち並んでいます。
▲北側コンコースのどんつき、さんさこみちへと分岐する丁字路に、駅ビルフェザンの入口があります。
▲みどりの窓口(北)と、北改札口の入口。盛岡駅は少し特徴的な形をしており、2Fの中央部に改札内コンコースが配置され、それを挟むように改札が設けられています。
▲北側のきっぷうりば。
▲北改札口。新幹線は左手、在来線は右手が改札となります。
▲北改札前の通路。ここには……
▲伝言板が設置されています!今では見かけなくなりましたが、盛岡駅では現役。
▲南側コンコース。改札外の待合室は南側コンコースにあります。
▲みどりの窓口(南)。
▲南側の券売機。北の方台数が多いようです。
▲新幹線運賃表。はやぶさ・こまちと、そのほかで運賃が違うんですね。
▲在来線きっぷ運賃表。
▲南改札口。県南の中心都市・一ノ関駅までは1,660円(当時)。
▲ぐるっと遊は、南側コンコースにあるお土産処。隣にはコインロッカーがあります。
IGR・花輪線改札
▲フェザンの2F入口の脇に、IGR・花輪線のりばへと至る階段があります。
▲IGR線と、IGR線から直通する花輪線列車の改札。花輪線はJRですが、IGRの改札を抜ける必要があるんですね。
▲きっぷうりばと運賃表。IGR線・花輪線の運賃のほか、目時から接続する青い森鉄道、八戸で乗り換えられるJR八戸線の運賃まで表示されています。八戸までは3,040円(当時)。
在来線改札内
▲在来線の北改札。ここから乗車できるのは、東北本線・山田線・田沢湖線。花輪線は、先述の通りIGR線の改札から入場します。
▲在来線改札内。在来線の駅舎内はこぢんまりとしており、なんと売店がありません。
▲長くて広い跨線橋です。2~7番線が東北本線と山田線、8・9番線が田沢湖線の乗り場となっています。
▲IGRのホームは0・1番線。JRからは構造上アクセスできないので、一旦改札を抜ける必要があります。
▲盛岡駅の在来線は5面10線という構造で、とても広々としています。
▲かつては長大編成の特急列車がやってきたホームですが、現在は近距離輸送のみ。ホーム長も余っています。
▲4・5番線は東北本線ホーム。このあたりは東北本線でもワンマン列車が運転されています。
▲8・9番線の田沢湖線ホーム。昔ながらの番線標。
▲在来線駅名標。IGRは青色で表現されています。
▲新幹線乗り換え改札前。
新幹線改札内
▲在来線乗り換え改札と北・南改札口。
▲新幹線コンコース。盛岡駅駅舎2F部分の大半を占める区画となっています。
▲新幹線コンコースの待合室。待合室内にはカフェがあります。
▲待合室の奥にトイレ。
▲ホームエスカレータにはLCDの次発発車標が設置されています。
▲新幹線ホーム。すべての列車が停車するため、通過線は設けられていません。
▲こまち号のりばはピンク色の矢印で案内されています。
取材時期:2014年12月
*1:https://www.jreast.co.jp/morioka/press/pdf_1594355371m.pdf、JR東日本ニュース 2019年度盛岡支社管内駅別乗車人員等データ公開について、2021年1月11日閲覧
*2:https://igr.jp/wp-content/themes/igr/assets/pdf/user/user_r1.pdf、令和元年度駅別乗降人員、2021年1月11日閲覧