大曲駅は、秋田県南東部に位置する大仙市の中心駅です。大仙市は2005年に、旧大曲市と仙北郡の町村が合併して成立した自治体です。
秋田新幹線「こまち」号のすべての列車が当駅に停車し、秋田県南東部における広域的な鉄道交通の拠点となっています。在来線は奥羽本線と、田沢湖線が乗り入れます。
秋田新幹線は当駅でスイッチバックを行い、当駅より進行方向が変わります。
利用できる路線
西口駅前
▲1997年の秋田新幹線開通のタイミングで、現在の駅舎に整備された大曲駅。特徴的な駅舎デザインは、当時の通産省グッドデザイン賞を受賞しています。
▲花火大会で有名な大仙市。巨大な花火玉が鎮座しています。大曲の花火大会は、毎年8月の最終土曜日に開催されます。
▲新幹線停車駅にしてはこぢんまりとした西口ロータリー。送迎車の一時駐車場所のスペースもかねています。西口南側には駅レンタカーと有料駐車場が併設されています。
▲駅舎南側にカフェが、そして更に南側にNewDaysが駅舎とは別の建物で営業しています。
▲大曲駅前の通り。西口は大仙市大曲の中心市街に向いた出口です。
▲花火通り商店街。駅前交差点から延びています。
東口駅前
▲市街地に面していない東口。
▲駅前は一時駐車場やタクシー乗り場があります。駅周辺は住宅が中心。
ハミングロード・改札前
▲西口へと至る階段。片側にエスカレータが設けられています。
▲駅の東西通路は「ハミングロード」という愛称が付けられています。
▲跨線橋部分にステーションピアノが置いてありました。2016年に閉園した幼稚園で使用されていたピアノで、自由に弾けます。珍しいZENONのピアノでした。
▲改札前部分。観光情報センターがあります。
▲至る所に花火の写真です。大曲の全国花火大会は、日本三大花火大会のひとつ。約1万8000発の花火が、夏の終わりを締めくくります。
▲西口側の階段ホール。こちらは両側にエスカレータが設置。
▲改札付近の通路。新幹線駅ですが、非常にこぢんまりとしています。
▲みどりの窓口。指定席券売機が2台ありました。みどりの窓口奥には、土産物や駅弁が売っているKIOSKがあります。
▲近距離券売機は改札横に2台設置。県都の秋田は990円、盛岡へは1520円。
▲改札。ICカード読取り機があるのでSuicaが使えそうに見えますが、これは新幹線eチケットのもの。在来線では使用できません。
在来線ホーム
▲跨線橋部。新幹線ホームはピンクの線に従って左奥へと進みましょう。
▲改札内からみた改札付近の風景。自動精算機の設備はありません。
▲1番線ホームは奥羽本線下り方面の列車が到着します。
▲大曲の花火が開催される際に使用される臨時の改札口。
▲2・3番線ホーム。2番線は奥羽線上り、3番線は田沢湖線の列車が発着します。
▲2番線ホームの新庄寄りに、新幹線乗り換え改札があります。
▲新幹線乗り換え改札前には、大曲の駅名の由来が紹介されていました。
▲新幹線乗り換え改札。新幹線ホームには売店・トイレの設備がありませんので注意です。
新幹線ホーム
▲新幹線乗り換え改札前には、近距離きっぷの券売機が設置されていました。
▲新幹線eチケット座席票発行機が1台設けられていました。
▲11番線は東京方面、12番線は秋田行きのホームとなります。
▲秋田新幹線の車止め。秋田新幹線は大曲駅でスイッチバックを行い、進行方向が逆向きとなります。このため、大曲~秋田間の座席は、進行方向とは逆向きとなっています。
▲ホーム上には自販機と待合室が設置されています。ホーム幅は結構狭いです。
▲E7系新幹線電車。ロングノーズが特徴的。ホームと電車には段差があり、乗降の際には注意が必要です。
発車メロディ
新幹線の発車メロディは、2017年より「夢の空」という曲が使用されています。大曲の花火の夜の部のオープニング曲となっています。