福島駅は、福島県の県庁所在地・福島市の代表駅です。JR福島駅の一日の乗降客数は、福島県下では郡山駅に次ぎ、2番目に多い、約3.3万人の乗降客数を誇ります。
駅は福島市街の西端に立地し、市街地に面した東口に駅ビルS-PALが、西口には駅ビルPIVOTが入居しています。
JR福島駅は、東西で駅舎が分離しており、東口は地上駅、西口は橋上駅の構造です。新幹線は西側に通っており、山形新幹線は当駅で奥羽本線方面に分岐します。
JRのほか、福島交通飯坂線と阿武隈急行線の駅があり、各々一日約4,000人程度の乗降客数があります。飯坂線は温泉地である飯坂温泉方面、阿武隈急行は伊達市・宮城県丸森町・宮城県角田市を経由して、槻木駅へと至る第三セクター線です。両者は駅舎とホームを共有する形を取っています。
利用できる路線
■東北新幹線 ■山形新幹線
■東北本線 ■奥羽本線(山形線)
●福島交通飯坂線 ●阿武隈急行線
JR東口駅前
▲福島駅東口。東口は中心市街地に向いています。昔ながらの地上駅の形をしています。
▲東口駅前。バスターミナルは北側に立地しています。
▲東口駅前を通る県道3号線。
▲2020年8月末で閉店した中合百貨店。福島が創業地である地場の百貨店で、福島駅の目の前に立地していました。福島市唯一の百貨店で、中合の閉店によって県庁所在地である福島市から百貨店が消えました。
福島交通・阿武隈急行電車のりば
▲JR福島駅東口の北側に、ひっそりとのりばへの入口があります。
▲ビルとビルの間に、のりばへと至る通路が設けられています。
▲左手が阿武隈急行、右手が福島交通飯坂線のきっぷうりばとなっています。
▲阿武急・飯坂線とも、駅設備は共用しており、改札は一箇所です。改札を抜けて、左側が阿武急、右側が飯坂線のホームとなっています。
JR東口駅舎内
▲駅舎内。天井は2階部分まで吹き抜けになっています。
▲東口駅ビルのS-PAL。2004年3月にオープン、それまではLUMINEでした。
▲みどりの窓口ときっぷうりば。
▲改札。東口から新幹線へは、一旦在来線改札を抜ける必要があります。
在来線駅構内
▲1番線より跨線橋を眺める。5・6番線が奥羽本線ホームとなっています。
▲跨線橋より信夫山を望む。在来線と新幹線高架との間には広々とした駐車場が設けられています。
▲新幹線へは長大な跨線橋を渡っていきます。
▲西口駅舎内に到着。右手に新幹線改札があります。
新幹線駅構内
▲山形新幹線「つばさ」号は必ず、14番線に到着します。
▲「りんご」の文字。福島は果物が名産品。
▲13・14番線ホーム。
▲やまびこ号がやってきました。つばさ号との連結のために、14番線に入線してきます。
▲つばさ号が、連結器カバーを開けてやってきました。福島駅で連結し、一緒に東京へと向かいます。
▲西側には安達太良山が見えています。
JR西口
▲JR西口改札前。土産物店や飲食店、観光案内所が建ち並んでいます。
▲JR福島駅西口。駅ビルPIVOTが入居します。
▲イトーヨーカドー福島店が西口駅前に立地。西口唯一の大型店舗です。
▲西口ロータリーの風景。
▲広々としたタクシープールが設けられています。
取材時期:2011年12月