kyonyの探訪記

茨城を中心に、交通や街並の風景をお届けします。だいたい毎週日曜更新、予定。

水戸市 水戸駅北口~三の丸

水戸駅

水戸市茨城県の県庁所在地です。市街地は、北に那珂川、南に桜川・千波湖に囲まれ、中心市街地は、水戸駅前を東の端にした、馬の背のような台地の上に広がっています。

今回記事にする三の丸は、水戸駅からほど近く、かつての県庁だった県三の丸庁舎、県議会議事堂だった県立図書館を中心とした、オフィス街となっています。

北口駅前


水戸駅。県内の各地から列車がやってきます。水戸駅北口の駅ビル EXCELは1985年にオープン。ペデストリアンデッキで市街と駅が結ばれています。


▲中村ビル。かつて高島屋水戸店でした。1Fには茨城交通関東鉄道の案内所があります。


水戸駅前交差点から市街地方向。正面を直進していく道路は国道50号。市街地の目抜き通りです。


▲MYMビル。丸井水戸店をキーテナントとしていましたが、丸井は2018年9月に閉店しました。今後このビルは、事務所と商業施設の複合ビルとして生まれ変われるようです。


▲駅前の超一等地に広がる緑。かつてLIVINがあった土地です。LIVIN水戸店は2009年3月に閉店。ようやく活用が決まり、マンションが建つとか。


▲閉店直後くらいに撮影したLIVINの建物。なかなか大きい建物でした。


ペデストリアンデッキの向こう側。駅前なのにほとんど人がいませんね……。奥にある木は銀杏坂の名前の元になった大銀杏です。

宮町


▲宮町界隈。雑居ビルが建ち並んでいます。


▲宮下銀座の入口。水戸東照宮の門前にある商店街です。アーケードが一部解体されましたね。


▲水戸東照宮。権現さんと呼ばれ親しまれています。


▲宮下銀座。飲食店が建ち並びます。昔ながらの雰囲気のアーケード商店街です。


▲銀杏坂交差点。中心市街地の台地へと登っていく坂です。雑居ビルとマンションが渾然一体となっています。


▲銀杏坂の名前の由来となった大銀杏。銀杏坂交差点の角に立っています。戦時の激しい戦火にも負けずに立ちつづけていたことから、水戸市民の心を慰めたという謂われがあります。

三の丸


茨城県三の丸庁舎。1930年に建設されました。堂々とした佇まいです。


▲旧デザインの県章レリーフが掲げられています。


▲隣には県立図書館が建っています。かつての県議会議事堂でした。議事堂の雰囲気は、図書館内の多目的ホールとして遺っています。


▲三の丸庁舎の西側には、かつての水戸城のお堀が遺っています。数少ない水戸城の名残ですね。


水戸地裁。 お堀の前に立地。


水戸城周辺の道路は三の丸歴史ロードと呼ばれています。正面の建物は水戸警察署。


▲中央郵便局前交差点。三の丸歴史ロードと国道50号との交差点。


▲中央郵便局前交差点の歩道橋から南町・泉町・大工町方面。


▲左側の建物が水戸中央郵便局。


▲郵便局前から銀杏坂を見下ろす。下ると水戸駅

取材時期:2018年7月