コルマール(Colmar)は、フランス北東部・オー=ラン県の県庁所在地で、人口6.7万の都市です。このあたりはアルザス地方と呼ばれ、ドイツとの国境に面しています。
コルマール駅は、コルマール市街に最寄りの駅となっており、中心部までは徒歩20分ほど。パリからアルザスへ至るTGVは、手前のストラスブールまでの列車が大半ですが、一部はコルマールへ至る列車もあり、その直通列車ではパリから最速2.5時間程度で到着できます。
駅周辺
▲駅舎。大きな時計塔が目を引きますね。
▲駅前広場。石畳となっています。ホテルが数軒建っています。
▲駅舎に隣接するように駐輪場が設けられています。
▲駐輪場側からは直接駅構内に入場できます。改札が不要なフランス国鉄ならではのサービス。
▲クリスマスのオーナメントが輝く駅前。アルザスはクリスマスの聖地とも呼ばれ、時期になると屋台が広場に建ち並んでとても賑やかになります。アルザスへは是非、クリスマスの時期に訪れてみてください。
駅舎内
▲駅構内。おなじみのキオスクRELYがあるほか、待合所・観光案内が設けられています。
▲ホーム入場口には白いステンドグラスが配されています。
▲近距離列車であるTERの自動切符販売機。タッチパネル式ではなく、ボタンとジョグダイヤルで操作します。
▲TERのきっぷ。12~25才の若者は25%割引で購入できたりします。きっぷは6日間有効のようです。
▲TERのきっぷは、乗車前にこの打刻機に通して日付を印字します、TGVとは異なるのでご注意。TGVは日付指定ですので不要です。
▲発車標。一番右のVoieが乗り場を示しています。
ホーム
▲ホーム上の次発発車標。TER 96224便は途中、セレスタに停車し、ストラスブールへと至る快速列車。
▲各ホームへは地下通路で結ばれています。A~E番線がありますので、発車標のVoieで確認してホームへ向かいましょう。
▲TERは客車列車。電気機関車が先頭にいます。こんにちの日本では、ほとんど見られない編成ですね。
▲TGV。パリ東駅からやってきた列車はここで終点を迎えます。
▲駅名標。至ってシンプル。
訪問時期:2015年12月