
北上駅は、岩手県内陸南部に位置する、人口約9万の北上市の代表駅です。
2018年度の乗車人員は約3,700人を数え*1、JR東日本盛岡支社管内では新青森に次ぎ、岩手県内では一ノ関に次ぐ3位の規模となっています。
東北新幹線・東北本線のほか、横手へと向かう北上線が接続する駅となっています。
西口
▲西口は、市街地に向いた出口です。
▲駅前のロータリー。
▲西口駅舎内。意外とこぢんまりとしています。
▲改札の上には「鬼剣舞」と呼ばれる、北上市周辺に伝わる伝統芸能をモチーフとしたレリーフが飾られています。
▲みどりの窓口は入口右手に設置されています。
▲きっぷうりばには、近距離券売機2台と指定席券売機1台が置かれています。県都の盛岡へは860円。
▲改札前にある待合室。駅そば「はやて」も入居しています。
▲自動改札が導入されています。Suica読み取り機のようなものがありますが、これは新幹線eチケット専用で、在来線ではSuicaは使用できません。西口からは、一旦在来線改札を経て、新幹線乗り換え改札へと向かいます。
東口
▲北上駅東口は新幹線ホームと一体となっていて、大きなシルエットとなっています。
▲駅前の風景。マンションとホテル、レンタカー店が並んでいます。
▲駅の東西を結ぶ地下自由通路は、駅の北側に設けられています。
▲東口の駅前通り。
▲駅周辺には一戸建ての住宅が建ち並びます。
▲東口改札外には観光案内所と待合室が設けられています。
▲改札前の風景。在来線改札は自動改札ではなく、駅員による改札が行われます。
在来線構内
▲珍しい0番線ホームは、1番線の盛岡方にある切り欠き状のホームです。主に北上線の列車が発車します。早朝の東北本線盛岡行きもこのホームから発車します。
▲0番線ホームにある駅名標。
▲北上駅の駅名標と1番線に停車中の701系。北東北の主力列車です。
▲西口と他のホーム、新幹線ホームとは地下通路で結ばれています。
▲2・3番線ホーム。ホーム長は長く、かつて長大編成の長距離列車がやってきたことを彷彿させます。現在では主に2両、最大4両編成の列車がやってきます。
▲新幹線のりばへと向かいます。在来線ホームからは地上部分に留置線が設けられているので通路は長いです。
▲東口駅舎部分に到達します。駅構内にも観光案内所の窓口が設けられています。
▲東口と新幹線乗り換え改札。東口は先述の通り、自動改札がありません。
新幹線構内
▲新幹線改札周辺。
▲新幹線改札前には、在来線の乗り継ぎきっぷ券売機が設置されていました。
▲NewDaysは改札横にあります。
▲待合所と駅そばがありました。改札入って左手が下り、右手が上りのホームです。
▲階段には西和賀町の広告がありました。北上駅からは北上線で行くことができます。入浴施設が併設した「ほっとゆだ駅」は西和賀町に位置しています。
▲新幹線ホーム。上りホームは1面となっています。
▲広々としています。一部エスカレータ付近は通路が狭いので通行に注意が必要。
▲編成案内。最大17両編成の長大編成がやってきます。
▲空調のきいた待合所がホーム上にも設置されていました。
▲11・12番線ホーム。11番線は使用されていないようです。
▲新幹線はやぶさが通過しました。本線上での通過時は300km/h近くのスピードが出ているようで、爆音とともにものすごいスピードで新幹線が走り去っていきます。
訪問時期:2020年8月
*1:https://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1562303814_1.pdf、JR東日本ニュース 2018年度盛岡支社管内駅別乗車人員等のデータ公開について、2020年9月14日閲覧