長町は、仙台市中心部から南へ約5km、太白区の区役所が置かれている仙台市副都心の一つである街です。
かつては奥羽街道長町宿が置かれ、現在でも商店街が通り沿いに形成されています。昭和終期には、仙台市の政令市移行によって、太白区役所が置かれ、その周辺に宅地が開発、地下鉄と大型商業施設が開業し、新たな人の流れを生んでいます。
平成19年には長町の東側にあった長町操車場の跡地を再開発した「あすと長町」が街開き、大型商業施設や病院、マンションなどが開発されています。
続きを読む新湊大橋は、射水市の富山新港に架かる日本海側最大の斜張橋で、2012年9月23日に開通しました。22時まではライトアップがなされ、海の貴婦人海王丸とセットでの夜景も楽しめます(サムネイルの風景です)。
富山新港が開港する前はこのあたりは放生津潟と呼ばれる潟湖があり、砂州上には鉄道(地鉄射水線)も通っていました。富山新港の建設に伴う開削によって潟湖は港湾となり、砂州上にあった富山地鉄射水線は分断されました(以西では現在、万葉線として運行されています)。その廃止から約50年後、新湊大橋の開通によって再び東西が、陸路で結ばれることになったわけです。
射水線の分断より、東西両岸を結ぶ交通として県営渡船が運航しており、1986年からは完全無料化し、地元の足として根付いています。橋の開通によって廃止されるという噂もありましたが、2018年現在も運行中です。海上から新湊大橋を眺めるのも、また一興です。
続きを読む輪島市は、石川県の能登半島北部に位置する人口2.5万の市です。能登半島北部、いわゆる「奥能登」の中核となる街であり、能登空港や県の出先機関が置かれています。
この街で特徴的なのが「朝市」です。平安期から続くと言われる輪島朝市は、市民の台所として長らく利用されてきました。
毎日朝8時から正午まで、「朝市通り」と呼ばれる通りに200の露天商が、地場の食材や、輪島塗などの民芸品を販売しています。近年では、NHKの連続テレビ小説の舞台ともなって観光客が増えてきており、市民の台所から観光名所へと、様相が少しずつ変わりつつあります。
県庁所在地の金沢とは特急バスで結ばれています。輪島へ至る鉄道は2001年に廃線となり、旧駅の土地は道の駅としてリノベーションされています。
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