陸奥湾の内湾である青森湾に面し、港町として街の基礎が作られ、東北の鉄道幹線と青函航路との乗り継ぎ拠点として発展していきました。中心市街地は、青森駅を西端に、国道と海に挟まれた場所に、東西に細長く形成されています。人口は28万で、青森県下では最大の規模、中核市に指定されています。
東北新幹線が2010年12月に新青森駅まで全線開通、2016年には函館へと向かう北海道新幹線が開通しました。
青森駅前
▲青森駅。かつては長距離列車の終着駅でしたが、現在はその役目を新青森駅に譲っています。
▲LOVINA(ラビナ)は青森駅の駅ビル。
▲青森駅前。観光地である酸ヶ湯・奥入瀬へと向かう特急バスも発着しています。
新町周辺
▲新町通は、青森駅前へと続く目抜き通り。雪国らしく雁木に覆われ、交差点は歩車分離のスクランブル交差点で歩きやすい通りとなっています。
▲アウガは、公共施設と商業施設が一体となった複合施設としてオープン。しかしながらビルの運営が経営破綻状態に陥り、商業テナントについては全店舗閉鎖されました。今後は市役所機能の一部を移転させる予定とのこと。
▲観光物産館・アスパム。青森県で最も高い建物で、市街地のランドマーク的存在。
▲さくら野百貨店青森本店。建物自体は青森ビブレのものを引き継いでいるので、旧マイカルの雰囲気が建物より漂っています。
▲中三・青森本店。中三は五所川原発祥の地場の百貨店。他には弘前に店舗を持ちます。かつては岩手・秋田にも展開していました。
▲柳町通。県道青森港線に指定されています。
本町周辺
▲柳町通より東側は、本町の界隈になります。飲食店が建ち並ぶ歓楽街の様相。本町の名の通り、江戸期の青森の開町の際に中心地として据えられた地区となります。
国道周辺
▲国道NTT交差点。国道沿いはオフィスビルが建ち並びます。
▲青森市役所。
▲青森地裁。
▲青森県庁。
▲県庁の隣にある「青い森公園」は、東北の二大幹線である国道4号と7号の終点の地。目印が建てられています。
古川1丁目
▲ニコニコ通は新町通の一つ南の通り。こちらにも雁木が架かっています。
▲古川1丁目は、魚菜センター・魚菜市場・青食センターが立地する市場街となっています。
取材時期:2017年5月