前回は佐渡に到着し、初めてのソロキャンプをやり、北端の弾崎に到着しました。
「あきるほど日本海が見られる。」道へ
弾崎あたりは店が全然ないため、両津へ戻って昼ご飯です。弾崎から両津港までは約45分。
両津港ターミナルの前にある食堂でお昼ご飯にします。ここ、スタミナ道場みなとの「和定食」は、煮魚とお刺身がついた定食。食堂なので、ラーメンとかもありました。
休憩もほどほどに、両津を出発。佐渡一周線を引き続きトレースしようとしたらこんな看板が。とりあえずいけるところまで行ってみます。
予告通り、監視員付きの通行止めバリケードがありました。区間は短いみたいですが、完全に通行できないと言うことで、やはり迂回しなければならないようです。
約20分かけて迂回路分岐点に戻ってきました。赤玉両津港線は、山越えをすることで佐渡一周線を少々ショートカットする形となります。
四十八カ所越えという峠道で、気持ちのいい森の中を駆け抜けます。四輪では狭いですが、カブにはいい道ですね。
多田~赤泊間の道は、そこそこ狭い区間が現れます。カブにとってはフォトジェニックな道です。40kmほどこんな感じの風景が続くので、ツーリングマップルには「あきるほど日本海が見られる。」と書かれています笑
赤泊の地酒が「北雪」です。有名ですね。蔵元にはお店が併設されており、たくさんの北雪が置いてあります。今晩の夕餉のお供に買って帰りましょう。
今晩は宿を取っています。サンライズ城が浜は、赤泊の集落北部にある宿泊施設。
お夕飯。蟹一杯と赤ムツの焼き魚が。豪華です。この食事で一泊9,000円ほどの料金です。温泉の大浴場もあります。
気になったのはドアに通気口が空いていること。廊下の音が完全に聞こえてきます笑
朱鷺を見に行こう
翌朝。最終日です。赤泊港にて。
佐渡最南端の宿根木集落。北前船の寄港地として発展した歴史があって、船大工によって建てられた古い家並みが残っており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
沢崎集落に到着。佐渡一周線はここで終了。佐渡一周、ほぼ完了。総延長167kmを走り抜けました。
島の中部に戻ってきました。佐渡牛乳の食品工場に併設されているみるく・すぽっとで濃厚なソフトクリームを頂きます。
帰りの時間もそろそろやってきましたので、最後に新穂にあるトキの森公園にやってきました。
「トキ資料展示館」で生態と保護の取り組みについて学んだ後、保護センターのトキを観察できます。
「トキふれあいプラザ」は2013年にオープンした観察施設です。
こちらの姿が見えない特殊フィルムが張られたガラス越しに、間近でトキを観察することが出来ます。望遠鏡越しに巣のヒナも見ることが出来ました。
新穂から約1時間で小木港に到着。帰りの高速フェリーの出発を待ちます。
小木港ターミナル併設の「小木家」で食事。最後に佐渡名物のブリカツ丼を食べようとしましたが、14時以降は販売されていないとのこと、残念。この三色丼はまあまあでした。
直江津行きの高速船「あかね」が到着。1時間40分で本土とを結びます。
出港!さよなら佐渡!!
雨の帰り道
定刻通り、直江津港に到着。雨の予報でしたが、まだ持ちこたえてくれています。
本日は上越市内に宿をとりました。雨降る前に到着できました。屋根のある場所があって、そこに駐車して良いとのこと。ありがたい。
六十里越。新潟と福島の県境。相変わらずジャンジャン降ってます。やはりバイクは環境の変化に弱いですね……。ずぶ濡れで、惨めです。
甲子峠を越えたところからは雨が上がり、茨城の実家まで順調な旅でした。
あとがき
初めてのキャンプツー、最高に楽しかったです(たった1泊でしたけど)。キャンプ道具をたくさん積載して走りましたが、1速の強いトルクが丁度良くなって、かなり乗りやすくなります。やはりカブは、荷物を積んで走るのがナンボなバイクなんですね。
今回の旅程は、狙い通り、GWでも渋滞や多くの人出と交わることなく、終始スローな感じの旅で満足でした。ただ、雨は勘弁ですね。グッショグショでした。
次のキャンプツーは秋ですかね。どこへ行こうかな。
【走行記録】距離1056.5km(茨城-佐渡往復), 300km(東京-茨城往復) 燃費:55km/l程度