kyonyの探訪記

交通や街並の風景をお届けします。毎週日曜更新、予定。

茨城県道111号 高萩塙線/茨城県道67号 高萩インター線

大北川上流の森を走る

県道111号 高萩塙線は、茨城県高萩市を起点に、高萩ICを経由して、阿武隈山地の小さな山間部集落を縫いつつ、福島県境を越えて東白川郡塙町へと至る県道です。県道67号 高萩インター線の全区間と重複しており、合わせてレポートすることとします。

本路線の県境付近の区間においては、この道路の前身が市道町道だったということもあってか、道幅1車線程度の山道が20kmほど続きます。

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茨城県道27号 塙大津港線

終点の大津港

茨城・福島県道27号 塙大津港線 は、福島県東白川郡塙町から、阿武隈山系の山中を通って、茨城県北茨城市の大津港へと至る県道です。数少ない、福島県とを行き来する県道*1のひとつです。

この道は江戸時代より、棚倉藩の城下と棚倉藩の外港であった平潟港とを結ぶ街道として整備された、歴史のある道です。平潟港はかつて東廻り海運の幕府公認の寄港地として繁栄し、塩や廻米といった物資の経由地でした。この道は、棚倉藩の物資を運ぶために重要な役割を果たしており、「塩の道」とも呼ばれていたようです。

「塩の道」の道筋を、この県道27号が引き継いでいます。棚倉は福島県、平潟は茨城県となり、双方の結びつきはかつてほどは見られなくなっており、伴ってこの道の往来もそれほど多くはなく、ひっそりとした山道となっています。北茨城市関本町才丸近辺で見られる幅員の狭さにそれは体現されており、茨城県北の魅力的な険道*2のひとつとなっています。

終点の大津港は、平潟港の少し南側に位置する、県下有数の施網漁港です*3。江戸時代に繁栄していた平潟港よりも規模が大きい漁港となっています。

*1:ほかに、県道10号日立いわき線など4路線があります。

*2:道路マニアの間で、通行に難のある県道のことを指す。類語に「酷道」など。

*3:http://www.kitaibarakishi-kankokyokai.gr.jp/page/page000017.html

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水戸市 水戸駅北口~三の丸

水戸駅

概説

水戸市茨城県の県庁所在地。
市街地は、北に那珂川、南に桜川・千波湖に囲まれ、中心市街地は、水戸駅前を東の端にした、馬の背のような台地の上に広がっています。

今回記事にする三の丸は、水戸駅からほど近く、かつての県庁だった県三の丸庁舎、県議会議事堂だった県立図書館を中心とした、オフィス街となっています。

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岩手県宮古市

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宮古市街俯瞰

概説

宮古市は、岩手県の中部、三陸海岸沿岸に位置し、久慈市釜石市とともに沿岸側の拠点都市として発展しています。

閉伊川の河口付近、宮古駅を中心とした中心市街地が広がっています。

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明神峠<国道349号 茨城-福島県境>

境神社の石段
境神社の石段

明神峠は、茨城県常陸太田市福島県東白川郡矢祭町との間にある、国道349号の峠道です。
この峠道は明神坂とも呼ばれ、近傍には 「境神社」 という、みちびらきの神とされる猿田彦命を祀る神社が、往来を見下ろすようにして建っています。
平成に入ってから県境(この明神峠)周辺の切り通し区間は拡幅され、快走路へと変貌を遂げています。

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香取市佐原市街

小野川沿いに広がる歴史的建造物群の夜景

概説

佐原(さわら)は、千葉県北部、茨城県と接する香取市中心市街。2006年までは佐原市という自治体でした。

水郷と呼ばれるこの地域で最も発達した都市である佐原は、利根川水運の集積地であり、商家町として栄えました。市街地は小野川沿いや香取街道(県道55号)沿いに発達し、「小江戸」と呼ばれるその町並みは、江戸末期から昭和初期にかけて建築された歴史的な建造物が今なお点在していることから、1996年に関東地方で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。

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岩峅寺駅

岩峅寺駅駅舎

岩峅寺(いわくらじ)駅は、富山地方鉄道の駅で、立山線と不二越・上滝線の乗換駅です。乗り換え拠点駅であることから急行列車も停車し、乗降人員は400人程度となっています。

駅舎は、瓦屋根が特徴的な2階建て。映画「剱岳点の記」では、大正当時の富山駅のロケ地として採用されています。
近所の名所である雄山神社の最寄り駅という意識をさせているのか、唐破風の車寄せの屋根が特徴的で、この駅の趣をより深くさせています。

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