桃園駅は、台湾の空の玄関口=台北桃園国際空港に最寄りの、台湾高速鉄道の駅です。2017年に当駅から空港、そして台北市街を結ぶMRT=桃園機場捷運が開通し、空港や高鐵とのアクセスが格段によくなりました。
取材時は2016年末で、当時はMRTがありませんでした。高鐵桃園駅とは連絡バスが頻発運行しており、大量の乗客を乗せて空港とを結んでいました。駅の位置は、桃園市の中心街から15kmほど郊外にあり、駅周辺は高鐵開通以降に開発された地域で、新しく綺麗な街並みが広がっています。
続きを読む鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)は、茨城県と栃木県の県境の上にある神社です。この神社は、天日鷲命(アメノヒワシノミコト)という、製紙と殖産の守護神を鎮め奉っています。元々このあたりは和紙の生産地でした。
この天日鷲命は、鳥の神様であることから、境内ではフクロウをモチーフとした様々な建造物が建立されています。その中でもとびきり目を引くのが「日本一の大フクロウ」と呼ばれる巨大なフクロウ像。この神社の立地も相まって、パワースポットとして有名になりつつあります。
茨城県栃木県両方に社務所があり、現在は栃木県側の社務所の宮司が神社を管理をしていることから、神社公式Webサイトでは栃木県の住所が表記されていますが、栃木茨城両方にある神社として神社庁には登録されています。
『親は子を顧みることが出来ず、子も親を顧みることが出来ない』ほどの断崖絶壁の難所=親不知(おやしらず)を超えた先に、市振という集落があります。その集落を過ぎて、小さな川を渡ると、富山県に入ります。
県境の川はその名も「境川」。二級河川で、国道の橋から河口まではすぐそこですが川幅はそれほど広くもありません。大変な天然要害を超えた先の国の境目は、とてもあっけない印象を受けます。
▲境橋全景。長さは109m。10kmほどの親不知の天険を超えた先、あっけない県境です。
▲川の風景。境橋の川下には、かつての北陸線=えちごトキめき鉄道が通っており、その向こうは日本海です。
▲国道管理境界は橋の富山側の袂に設けられています。手前側が富山河川国道事務所、向こう側が高田河川国道管理事務所の管轄になります。
▲一方こちらは天険・親不知の風景。海まで迫る山々。