立山黒部アルペンルートといえば富山県屈指の観光地で、富山県立山町から長野県大町市へと至る、観光をメインとした山岳地帯を抜ける交通ルートです。沿線で一番有名な黒部ダムの風景ですが、私がオススメしたいのが、室堂にあるミクリガ池。
室堂は、登山バスとトロリーバスの乗り継ぎ地点で、立山観光に訪れる多くの人々で行き交います。ミクリガ池は、その室堂駅から500mほどのところと、駅からのアクセスが至便でありながら、山と湖の美しいコントラストを見に行くことができます。
▲立山駅。地鉄電車と、ケーブルカーの乗り継ぎ駅。ここから、立山黒部アルペンルートが始まります。
▲立山駅から室堂までは往復4,310円。室堂駅までのケーブルカーと高原バスを、この切符1枚で乗り通せます。
▲まず最初はケーブルカーに乗車。平均勾配24度、標高差500mを7分で一気に登っていきます。
▲美女平からはハイブリッドバスに乗り換え。はじめは背の高い木々の中を進んでいきますが、標高が上がると2枚目の写真のような風景に変わってきます。
▲室堂の風景。高原植物と山々の雄大な風景を見ることができます。
▲そして私のオススメスポット「ミクリガ池」。晴天下だと山の緑、美しい湖面、青空の対比がとても美しいです。
▲池の畔には、山荘も兼ねた温泉施設があります。室堂散策で疲れたら、温泉でひとっ風呂、なんてこともできるわけです。実は、日本一高所の天然温泉。
■ミクリガ池
[アクセス] 立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いで約60分
取材日:2016年8月