新高岡駅は、富山県西部(呉西)の中心都市=高岡市にある、北陸新幹線とJR城端線の駅です。市街地への玄関口である高岡駅から南へ約2kmの位置に立地します。
城端線と新幹線が交差する位置に当駅が設けられましたが、城端線にはもともと駅がなく、北陸新幹線開業に合わせて城端線にも駅が設けられました。
駅周辺は高岡市街から外れた小集落や水田が広がっていましたが、2002年にイオンモール高岡が開業しています。2019年には新高岡駅前まで増築し、北陸最大級のショッピングセンターとなっています。
利用できる路線
北口
▲北口。
▲北口ロータリー。ロータリー周辺にはスーパーと飲食店がありますが、基本的には住宅地です。
南口
▲南口の出口。
▲立山を背景に走るE7系の石彫が、南口出口の近くにあります。立山の背景はとてもリアル。
▲南口にはバスターミナルがあります。飛越能の玄関口でもある当駅からは、長距離バスが出発しています。高岡市近郊は加越能バスが担当。氷見方面へも直通しており、城端線・氷見線乗り継ぎよりも便利な場合があります。
▲出口を出て左手にはタクシープールがあります。
▲バスターミナルの前には東横インが立地。
▲駅前公園。カフェもあります(2021年2月現在は臨時休業中)。
▲新高岡駅南口交差点。交差点にはレンタカー店と居酒屋があります。
▲イオンモール高岡の西館。西館部分は2019年に増築された建屋。大通りを挟んで向かい側にある、もともとあった東館とは通路で結ばれています。
▲南口周辺には、広大なパークアンドライド用の駐車場が設けられています。
新幹線コンコース
▲コンコースの風景。駅から見て南側に位置する、砺波地方と飛騨の各都市の写真が掲げられています。
▲対して北側には呉西と能登の各都市の写真が掲げられています。
▲高岡の町を開いた、加賀藩前田家二代目当主・前田利長公が戦場へ赴く際に用いたとされる「鈴鯰尾形兜」をモチーフに制作された、その名も「高岡大兜」。2009年にお披露目されたこの大兜は、開町400年にちなんで、400kgで400cmあるらしいです。
▲コンコース北側には観光案内所が設けられています。バス案内所も入居しており、乗車券も購入することができます。
▲南側にはおみやげ処。実はセブン-イレブン。
▲改札前には鱒の寿司でおなじみの「源」の売店があります。
▲改札口。
▲きっぷうりば。自動券売機は3台。
城端線ホーム
▲新幹線改札を出場して正面に、城端線への通路があります。
▲城端線への通路。待合所があります。
▲一旦建物を出て、横断歩道を渡ります。建物は別々なのです。
▲改札はありません。簡易IC読取機があります。城端線は新高岡~高岡でICカード乗車券が使用できます。そのまま、あいの風とやま鉄道へ乗り継ぐことも可能。ただし城端線の当駅以南と、氷見線はIC非対応なのでご注意。
▲城端線ホームは1面1線。やってくる汽車の行き先をよく確かめて乗車しましょう。
▲券売機。ICチャージもできちゃいます。
▲駅名標。
▲ホーム上にも待合室があります。
▲城端方面の風景。
▲高岡行きのワンマン列車がやってきました。城端線はキハ40系気動車が走っています。
▲観光列車の「ベルモンターニュ・エ・メール」。つやつや塗装ですが、これもキハ40系。車内ではこんな感じで、お酒やお寿司が楽しめます。
新幹線構内
▲改札付近。
▲待合室。ベンチには座布団が。
▲2Fのホーム。相対式ホームです。通過線はないので、かがやき号が通過するときは注意です。
▲金沢方面のホーム。次の停車駅は終点・金沢です。
▲東京方面ホーム。「つるぎ号」は富山-金沢間で運行されます。
▲駅名標。ホーム上にも空調のある待合室が設けられています。
▲E7系電車。