台湾高鉄の左営駅は、台湾南部にある台湾第二の都市=高雄市の、広域交通の玄関口であり、台湾高鉄の終点となっています。
左営駅には他にも、高雄捷運紅線(高雄MRT)が乗り入れており、6kmほど南に離れた中心市街地と連絡しています。また在来線にあたる台鉄(TRA)も当地に駅を設けており、こちらは新左営駅という名前となっています(別に左営駅が存在します)。
駅は2006年に先んじてTRAの新左営駅が開業、続いて2007年に高鉄が開業、2008年に捷運紅線が開業しています。
改札内
▲エスカレータを上ると、天井の高い、広々とした改札口にたどり着きます。
コンコース
▲2Fのコンコースは改札内を分断しており、号車ごとに改札が分かれて案内されています。
▲発車標。当駅が終点なので、南下する列車はないのですが、到着列車案内として使われています。
駅東側(高鉄路側)
▲東側駅舎。飲食店や土産物店といった商業施設が同居しています。
▲駅前広場。東北側には新光三越百貨店・左営店が立地。
▲バス停。台湾島の最南端に位置する国家公園=墾丁へ向かうバスもここから発着。
▲重和路。駅周辺は比較的新しい雰囲気の街並みで、集合住宅が多く見られます。
高雄MRT・左営/高鉄駅
▲新光三越の地下にMRTのコンコースが立地しています。
▲トークン発売機。MRTは、トークンと呼ばれるコイン型のIC乗車券を使います。中心市街に位置する中央公園駅へは30TWD。
▲高雄MRTには「高捷少女」と呼ばれるマスコットキャラクターがいて、この娘は耐耐(ナナ)と呼ぶそう。他にあと3人いて、各々MRT構内の案内ポスター等に使用されています。
駅西側(駅前路側)
▲駅舎西側には環球購物中心/グローバルモールという商業施設が入居。
▲西側駅舎外観。こちらは「新左営駅」(TRAの駅名称)と表記されています。
▲西側遠景。高雄の有名な観光地である「蓮池潭」へはこちらから。駅周辺は開発途中と言ったところ。
取材時期:2016年12月