日立中央ICと県道36号日立山方線とを結ぶ「日立有料道路」の全線が、県道66号日立中央インター線に指定されています。
日立中央ICは、常磐道開通の際には設けられていませんでしたが、93年に旧 高鈴PA(現日立中央PA)の場所に、併設される形で設置されました。日立中央IC付近の常磐道は多賀山地の中にあって、アプローチ道路はトンネルと橋梁を有するため、日立有料道路として整備されました。
路線中にヘキサは一本も立っておらず、県道66号であることを意識することはありません。
データ
起点:日立市助川町(日立中央IC)
終点:日立市白銀町(県道36号交点)
総延長:1.558km*1
路線認定:1994年4月1日*2
走行レポート
▲日立中央ICを通過すると自動的に有料料金が上乗せされて徴収されます。
▲料金所を抜けると、すぐに日立中央流通団地へのランプが現れます。高速道路のインターを利用しなければ料金が発生しないので、市内と流通団地とを往復すれば料金が取られません。
▲ここからずっと下り勾配です。駐停車禁止区間となります。
▲流通団地からのランプと合流。
▲高鈴トンネル。さながら高速道路規格ですが、有料道路内は40km/h制限になっています。
▲トンネルの後は5.5%の下り勾配のループ橋がかかります。このあたりは日立鉱山の精錬所があったところです。
▲県道36号との交差点。県道66号はここで終点を迎えます。
取材時期:2014年7月
*1:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%AB%8B%E6%9C%89%E6%96%99%E9%81%93%E8%B7%AF、Wikipedia 日立有料道路、2020年5月10日閲覧
*2:http://soumu.pref.ibaraki.jp/file/PDF/1994/199404/gai49.pdf、茨城県報号外 第49号、2020年5月10日閲覧