kyonyの探訪記

茨城を中心に、交通や街並の風景をお届けします。だいたい毎週日曜更新、予定。

富山駅

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富山駅南口駅前

北陸地方の中核都市・富山市の代表駅です。富山駅は、北陸新幹線が2015年に開通し、それに合わせて駅舎や駅周辺が大きく変わりました。

特に大きく変わった点は、富山駅が橋上駅舎となったこと、新駅舎となり新しい駅ビルができたこと、そして富山地鉄市内電車(路面電車)が富山駅に直接乗り入れるようになったこと、が挙げられるでしょう。

さらには、旧富山ライトレールとして運行していた岩瀬浜方面への系統が、この富山駅高架化によって、市内電車区間に直接乗り入れが可能となり、富山駅の南北が一体化されました。現在、旧富山ライトレール富山地鉄に吸収され、同じく市内電車として扱われるようになっています。

ちなみに、駅建設中の仮駅舎時代の富山駅はこんな感じでした。

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日立駅

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駅コンコースから見える太平洋の眺望

日立駅は、茨城県北部の日立市にある駅です。日立市の中心市街地に面しており、1日に約1万人の乗車人数*1を数え、すべての特急列車が停車します。

日立市街の東端に位置し、眼下には太平洋が広がる断崖の上にあって、非常に眺めのよい駅として知られています。

現在の橋上駅舎は2011年に完成・供用されました。日立市出身の建築家・妹島和世 氏の設計で、ブルネル賞の優秀賞を獲得しています。眺望を生かすガラス張りの建物となり、駅舎東側に設けられたカフェからは太平洋が一望できます。

旧駅舎は中央口と海岸口に駅舎が分かれていましたが、新駅舎は橋上駅舎となり、海岸口と中央口の改札口が一つとなりました。

メインの改札とは別に、駅南側には橋上口と呼ばれる出入口があります。日立工場への通勤者のための出入口となっており、朝ラッシュ時のみ営業します。

*1:https://www.jreast.co.jp/passenger/2019_02.html,、各駅の乗車人員 2019年度ーJR東日本、2021年4月3日閲覧

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水戸市 南町・泉町・大工町周辺

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南町二丁目バス停

水戸市中心市街地は、水戸駅を東端に、南北に狭い台地の上に密集して広がっています。水戸駅北口を出て見える銀杏坂が中心市街地へと至る入口となっています。

坂を登って中央郵便局交差点から西が「南町」。国道50号沿いにはオフィスビルと中小商店とが入り交じり、南町二丁目から三丁目にかけてはアーケードが歩道に掛けられています。

太田街道との交差点を過ぎると「泉町」。水戸市街唯一のデパートである京成百貨店が立地しており、周辺にも飲食店を中心に中小店が広がっています。

さらに西へと進むと「大工町」。茨城県屈指の歓楽街です。

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宇都宮市 馬場通り・オリオン通り・県庁周辺

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宇都宮二荒山神社の鳥居

栃木県の県庁所在地=宇都宮市は、北関東でもっとも多い人口50万を抱える都市です。宇都宮の中心市街は、二荒山神社門前町として起こり、江戸時代は日光街道奥州街道の追分の場所にある宿場町として発展しました。

二荒山神社の門前通りである「バンバ通り」、目抜き通りの「大通り」、「オリオン通り」と呼ばれるアーケード商店街を中心に商店街が形成されています。オリオン通りの西側の終端には、市街地唯一の百貨店である・東武百貨店宇都宮店と東武宇都宮駅が立地しています。

この二荒山神社を中心とした中心市街は、JR宇都宮駅周辺から約1kmほど離れており、「大通り」がこの間を結んでいます。

大通りと中央通りとの交差点が本町交差点で、そこから中央通りを北に向かうと栃木県庁が立地しています。その近傍には泉町があり、こちらに夜の歓楽街が広がっています。

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宇都宮市 駅前通り・大通り

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宮の橋

JR宇都宮駅の西口駅前の町丁名は「駅前通り」、そこから延びる大通り沿いは「大通り」という町丁名となっています。JR宇都宮駅は、市街地の中心である宇都宮二荒山神社から東に約1kmほど離れたところに位置しています。

「宮の橋」は宇都宮市街の一つのシンボルであり、大通りと駅前通りを分ける田川に架かっています。

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JR宇都宮駅

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宇都宮駅西口

JR宇都宮駅は、栃木県の県庁所在地で北関東最大の人口を抱える=宇都宮市の玄関口です。一日の乗車人数は約38,000人*1と、北関東では最も多い数となっています。

宇都宮駅市街地の中心である二荒山神社から約1km東方の位置にあって、その間を「大通り」という目抜き通りが結んでおり、バスが高頻度で運行されています。

なお、市街中心部には東武宇都宮駅が立地しており、JR宇都宮駅とは約1.5kmほど離れた位置にあります。

*1:https://www.jreast.co.jp/passenger/2019_01.html, 各駅の乗車人員2019年度, 2021年3月14日閲覧

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鹿島神宮(鹿嶋市)

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祭神・武甕槌大神

茨城県の南東部・鹿行地方の中心都市=鹿嶋市に鎮座する「鹿島神宮」は、全国の鹿島神社の総本山。武道の神様である「武甕槌大神」を祭神とする神社です。

常陸国の一宮であり、初詣は例年70万人と、県内でもっとも多い参詣者数を誇ります。

森に囲まれた境内は広く、東京ドーム15個分の広さがあります。

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