高岡駅は、富山県西部(呉西)の中心都市・高岡市の駅です。北陸線と城端線・氷見線との結束点である高岡駅は、呉西・砺波・能登の玄関口であり、北陸新幹線開業直前のダイヤでは、特急列車が全便が停車する重要な駅でした。
2015年に北陸新幹線が開業し、新高岡駅が開業。この新高岡駅は、高岡駅の南方約3kmのところに立地しており、高岡駅とはJR城端線が結んでいます。長距離輸送は新高岡駅に役目を譲ることとなり、高岡駅は近距離輸送を中心とする駅に、役割が変わりました。
この記事で紹介する2010年2月ころの高岡駅は、2007年から始まった駅の高架化工事の真っ最中であり、2011年に閉業するステーションデパートや地下街がまだ営業していました。南口の新駅舎は2009年に供用されましたが、この日の取材では収録できていません。
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