庄川峡を行く国道156号線
国道156号は、通称「イチコロ」と呼ばれています。
砺波から南下して、庄川町を過ぎると、一気に山岳国道に風景が変わります。急峻な庄川沿いの峡谷（庄川峡）の谷間を抜けることから、落ちたら即死⇒「イチコロ」と呼ばれているわけです。
その、庄川峡の険しい谷間を駆け抜ける国道156号には、美しい名橋が存在します。
その一つが、「大渡橋」です。
昭和33年に建設されました。幅員が5.5mと少し細め。100mほどの長さですが、吊橋であることと、まぶしい朱色のカラーリングは、数ある庄川峡に架かる橋の中でも、一際目立つ存在となっています。
この橋は祖山ダム湖にかかっています。
このあたりは、春から夏にかけては深い緑、秋は燃えるような紅葉、冬は雪化粧と、季節の変化に富んだ美しい景色を見ることができます。沿線には合掌造り集落をはじめとする観光地が点在しており、ドライブに最適。
大渡橋
[所在地] 南砺市大崩島～渡原
[アクセス] 高岡市街から国道156号を1時間ほど南下
取材日：2014年2月
