新庄駅は、山形県最上地方の中心都市である新庄市の中心駅で、山形新幹線の終点の駅になります。
在来線は奥羽本線と陸羽東・西線が通じており、東西南北の交通の結束点となっています。
奥羽本線は、当駅以南では山形線という愛称が付けられており、山形新幹線に対応するため、1,435mmの標準軌のレールが敷かれています。
このため、奥羽本線は当駅を境に直通できず、ホームの南北が通路で分断されているという、特異な構造となっています。
利用できる路線
■山形新幹線 ■奥羽線(当駅以南では山形線) ■陸羽西線 ■陸羽東線
西口(正面口)
▲駅舎は1999年の山形新幹線の新庄延伸時に改築されました。西口には駅舎部分のほかに、「ゆめりあ」とよばれる最上地方の自治体の拠点施設が併設されています。
▲「ゆめりあ」内にはステージや休憩施設、お土産物品や食事処が入居しています。
▲新庄駅前より広がる市街地。最上地方の中心都市であり、駅前から商店街が広がっています。
東口
▲東口は郊外に面しています。
▲広々としたロータリーです。
▲最上地方の冬は、雪深く厳しい寒さ。
駅舎内
▲駅舎内は吹き抜けになっており、広々とした空間が広がっています。
▲最上地方の観光案内所が駅舎内に併設されています。
▲新庄まつりの山車が展示してありました。この山車は新庄まつりの象徴でもあり、市街地の各町にて豪壮さを競い合いながら作られます。
▲エスカレータを登ると東口への通路と至ります。
▲新幹線駅ですが自動改札は導入されていません。
▲近距離きっぷ運賃表。
▲改札前には、近距離券売機2台と指定席券売機1台が設置されていました。
▲みどりの窓口が設置されています。
改札内
▲のりば案内。1・2番線と3・4番線が頭端式ホームとなっており、階段を使わずに各ホームに行くことができます。
▲新幹線ホームは1番線。
▲奥羽本線の南北はこの通路で埋められており、直通することができません。
▲出口付近から1番線ホームを望む。
▲方言でお出迎えです。
▲頭端式ホームなので、こんな写真も撮れるわけですね。
▲ E3系2000番台。「つばさ」はシルバー塗装のイメージでしたが、2014年から新塗装に変更になっています。
▲4番線からは奥羽本線下り列車が発着します。
▲頑張れ受験生!
▲駅名標。升形駅は陸羽西線の、泉田駅は奥羽本線の駅となります。
▲駅名標その2。舟形駅は山形線の駅になります。陸羽東線分の撮影を失念してしまいました……。
▲1番線ホームには、他の新幹線駅と同様に乗車口案内の電光掲示板が設置されていました。
取材時期:2019年2月