パリから各方面へと至る長距離路線は、各々別にターミナル駅が存在します。
パリ東駅は、パリ市街の北部にあって、アルザスの中心都市=ストラスブールやドイツ、ルクセンブルク方面へと至る路線の発着駅になります。「東駅」という名前ですが、これは東方面へ至る列車が発着するために、このような名前になっています。
▲駅入口。正面口の東側にはタクシープールがあります。
▲正面口に入り、ショッピングエリアを抜けると、列車のりばのコンコースへと至ります。
▲TGVのホームには改札がありません。車掌巡回時にきっぷを見せます。
▲12~23番のりばは近郊線ホームとして利用されており、こちらには自動改札が設置されています。
▲青の電光掲示板が発車、緑が到着電車の示しています。画面右側の青と黄色は、のりばを示しています。青は近郊改札を挟んで西側、黄色は東側ののりばを意味します。数字はホーム番号です。
▲各ホームには次発の列車の詳細が示されています。この2363列車は終点のColmarまで、途中Strasbourgしか停車しません。アルファベットは乗車口を示しています。
▲例えば、14号車は「G」の乗車口です。
▲パリ東駅は頭端式ホームで、15面29線を有する大きな駅です。入口から階段がなく、日本の駅と比べて構造はシンプルなので、迷うことはなさそうです。
▲駅前はこんな感じ。パリはどこを切り取っても画になりますね。治安はそれほど良くないらしい。
取材時期:2014年12月