岩峅寺(いわくらじ)駅は、富山地方鉄道の駅で、立山線と不二越・上滝線の乗換駅です。乗り換え拠点駅であることから急行列車も停車し、乗降人員は400人程度となっています。
駅舎は、瓦屋根が特徴的な2階建て。映画「剱岳点の記」では、大正当時の富山駅のロケ地として採用されています。
近所の名所である雄山神社の最寄り駅という意識をさせているのか、唐破風の車寄せの屋根が特徴的で、この駅の趣をより深くさせています。
利用できる路線
駅舎内外観
▲岩峅寺駅駅舎。
▲駅は岩峅寺集落の拠点となっています。住宅や農協などの事務所、個人商店が見られます。
▲駅舎内。昭和時代にタイムスリップした感じです。壁面には映画「剱岳点の記」の撮影風景が展示されています。
▲昭和感漂う駅舎ですが、ICカード読み取り装置が設置されています。「えこまいか」と呼ばれる地鉄のICカードが利用できます。
▲定期券としてもご利用頂けます!!
▲入場券です。磁気券なんてものではありません。
駅構内
▲駅を出てすぐ踏切があります。左右を確認して渡りましょう。
▲立山線の1・2番線ホーム遠景、カーブしています。富山平野を駆け抜けてきた立山線は、ここから立山山麓に入って、山岳路線の様相へと変化します。
▲こちらは不二越・上滝線の3・4番線ホーム。3番線は車止めがあり、基本はこの3番線に電車が到着します。4番線は立山線と線路がつながっていますが、2019年現在では上滝線から立山線へ直通する列車は設定されていません。
▲駅名標集。
▲3番線に到着した不二越・上滝線経由の電鉄富山駅行き。立山線経由よりも富山駅に少し早く到着できます。
▲2番線に到着した立山行き。終点立山駅は美女平へと至るケーブルカーに乗り換えることができる立山観光の拠点駅です。
取材時期:2016年9月