小野川沿いに広がる歴史的建造物群の夜景
佐原(さわら)は、千葉県北部、茨城県と接する香取市の中心市街。2006年までは佐原市という自治体でした。
水郷と呼ばれるこの地域で最も発達した都市である佐原は、利根川水運の集積地であり、商家町として栄えました。市街地は小野川沿いや香取街道(県道55号)沿いに発達し、「小江戸」と呼ばれるその町並みは、江戸末期から昭和初期にかけて建築された歴史的な建造物が今なお点在していることから、1996年に関東地方で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
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